koyuki0117の日記

読書、音楽、クイズと考える事が好きなごく普通の高校生のブログ。

世界は軍事と経済で動いている(?)


UNISON SQUARE GARDEN「桜のあと(all quartets lead to the?)」ショートVer.

昨日の様にGBICの振り返りをしようかと思う。まずは最初の係の仕事から。

…そのはずだった。本来なら。

エスコート(係の仕事)で案内する筈の人の区別がつかなくて「来賓面してろよ!!」ってなった話とか、結構楽しかった日本語&英語のプレゼンとか、先輩方の発表がとにかく面白くて魅了されてた(!)事とか、かなり語りたいことはあったんだけど。 

でも、最後の講評の印象が強すぎた(これぞペーパーに出てきた「ドルリー・レーン最後の事件」…ではない)

 

って事で、あの意見について僕の思うことを少し書く。

「世界は文学とかなんかじゃなくて、軍事と経済で動いてる」

これを聞いた時、とにかく悲しかった。何か思ってても反論できる経験を自分が積んでないことに気がついて、かなり落ち込んだ。

僕の班のテーマは教育だったから、「教育舐めんなふざけんな」って悔しかったけど、やっぱり軍と金銭でしか動かないのかな…と言える面も人間にはあるから。

冷静に考えると、「人の心が分かる人に」「星がきれいだって感動したり、自然の美しさを感じられるのは人間特有だ」って部分と両立しないんじゃね?思いっきり文学的領域では?とか気がつくくらいにはなったけど(笑)

 

多くの人は「防衛」は是認しても「侵略戦争」は是認しないだろうし、家族が犠牲になるリスクを考慮したりすると、本当に心から戦争を望んでいる人なんてなかなかいないと思う。

そんな中で「軍事をビジネスに」みたいな事を言われると???だよね。防衛的な意味ではもちろん必要かもしれないけど、そうだとしたら言葉が足りないと言うか…

 

だからと言って「教育で世界が救える」なんてお花畑みたいなことは言えないんだけど。教育も使われ方によっては他校への優越感を煽る道具になるって教育長自らが実証して下さったので。「他人と比べて自慢するための勉強ならするな。誰かに役立ててこその勉強」っていう考え(中学の理科の先生が言ってた)は割と大事だと思う。

 

僕の大好きなUNISON SQUARE GARDENの曲「桜のあと」の歌詞にこんな一節がある。

「愛が世界救うだなんて僕は信じてないけどね

今 目の前の君が 明日を生きれるくらいには」

教育も同じ事で、世界全体を救うなんて大それたことはできなくても、目の前にいる誰かの人生を少し変えることが出来るんじゃないだろうか。

「高校なんて適当でいいや」って思ってた僕が、早稲アカと出会って変わったみたいに。

 

クラスメートだけじゃなくて、保健室登校の下級生に教えたり、入試前に友人に自作問題を作ったり(いい出来じゃなかったけど)DMで英語の質問に答えたり、教える事に関しては少しだけ場数を踏んでいる(多分)と思いたいので、これからどんどん磨いていこうと思う。誰かの人生を変える力がつくまで。

軍事と経済だけじゃ世界は動かないからね。教育は人類最大の発明だよ!

教育長、見てて下さい!