「努力」#とは
こんばんは。全く勉強してません(ºωº)
チラッと予告したけど今日のテーマは「努力」。なんか質問箱でそういう感じの話をよく見るので…
分かる人は分かると思うが、僕自身は「努力家」では全くない。勉強もクイズも「人一倍努力してきた」とは絶対言えない。
だから、「全部きっちりやらなきゃ」ってストイックに努力出来る人の気持ちは正直、分からない。真面目に心から尊敬している。
じゃあ逆にどうやってモチベーションを保っているか、と言われると「楽しいから」だ。
僕は自分の経験の中でしか語れないので塾の話をするが、某Wアカデミーにいた中学時代、周りは天才だらけだった。
自分が望んで入ってきた訳だから学習効率めっちゃ良い。更にとにかく授業を楽しんでる。「何これ!このイディオムどう使うの?」とか「解法すげー!!」「いや、こっちの方がいいだろw」みたいな。
僕はそういう能力はない凡人だったけど、それでも一緒に授業を楽しめた事はすごく誇りに思ってる。学力も大分伸びたしね。
でも、彼らはちゃんと「努力」していた。
机の上に大量の参考書を広げて、「今週は公民週間」って楽しそうに解いてたり、分からない所は先生と白熱した議論を戦わせていたり。量で測る人間じゃないけど、勉強量はかなりのものだったと思う。
でも、それを多分彼らは「努力」と思っていなかったんじゃないだろうか。
単に「楽しいから」「趣味の延長」みたいな感じで、彼らの「勉強する」に「苦行」的ニュアンスは全くなかった気がする。
昔読んだお茶女の過去問で、政府の測量隊と趣味の山岳サークルが競争して難攻不落の山の登頂に挑む話があったんだけど
「こういう時は遊びの方が強いだろう」ってセリフの通りだと思う。
多分、「やらなきゃ」って言う義務的な努力は「楽しいからやる」に一生勝てない。
という訳で、僕にとって努力の「理想形」がもしあるとしたら「仲間と共に楽しみながら極める」って事になるかなあ。そこには「1日も休まず」とか「常に○○優先で」みたいなのは入って来ない。
だから、「絶対に勉強しなきゃ」って考えるよりも、「自分が努力できるものを探そう」って方向にシフトした方が、将来性としても精神衛生上も良いんじゃないだろうか。
この広い世界に1個は絶対に「努力」出来る事がある筈だから。
《今日の一言》
「どの教科も中途半端な僕にも、みんなみたいな強みが欲しい」って言った時「それが君の強みなんだよ、総合力の女王」って言ってくれた先生の言葉が忘れられない。総合的にバランスよくできる人に伝えたい言葉。