テーマがないのがテーマです!()
お久しぶりです。のんびりパウンドケーキ焼いてました。
なんで料理本って感覚での説明が多いんだ…数学の参考書と同じくらい読みづらい…(ºωº)
まあそんな事はさておき(?)昨日OB・OGガイダンスに出席したので所感を。
元々全く行く気がなくて、「家帰ってSEGの準備しよ」とか思ってたこのガイダンス。行ってみたらめちゃめちゃ楽しかった。
「評定1から筑波大に行きました」って人とか、「トップで内定した会社からブラック系企業に転職したけど毎日楽しいです」とか、面白い話の宝庫。シソーラス。
その中でも僕が特に気になったのは、OBの弁護士さんの話。
その人は、棒を手に持って登場してきた。
最初は「プレゼン用の指し棒かな?」と思ったけど、先端が赤かったから違うな、と。
棒を立てかけて、自己紹介で
「自分は両目が殆ど見えません。視力低下が始まったのは中学1年の頃です」
って言った時は「大学あたりの中途失明?」と思ってたので大分びっくりした。
(友人「どうして一高行けるの?」僕「それな」みたいな感じだったw)
「弁護士として障害者支援に携わりたい」と語るその人は凄くカッコ良くて、「どうしてそんなに積極的にチャレンジできるんですか?」なんてアホな質問をしてしまったり。
話の最後に「弁護士は自分のテーマを追求できる」と言う言葉を聞いた。
例えば子どもの人権だったり、企業法務だったり。「自分の場合は障害者問題ですね」とその人は笑っていた。
この話を聞いて僕がびっくりしたのは、自分の障害をアイデンティティ形成の1つ(尚且つ他者に役立てる動機)としている人がいること。
僕も一応先天的に片目が見えない(夏侯惇と一緒。伊達政宗とは逆だよ)なので「ワンチャン視覚障害者」位ではある。でも普段の生活の中でそれを気にする事があまりないから、仕事に障害が(ポジティブな意味で)リンクしてるのを見ると「凄いなぁ…」とただただ感動してしまった。
そんな背景もあって、話が終わった後「自分のテーマって何だろう…」と(柄にも無く)真剣に考えてみたりしたんだけど。
「自分が子どもの教育に取り組みたいのは、単に自分自身が今まさに子供だからじゃないのか」とかね。
少し時間が経つとちょっと視野が狭まってたことに気がついて、「生涯をかけて1つのテーマに取り組まなくてもいいのかもしれない」とか。
「いやそもそも周りにいる大人はテーマを持って働いてるのか」とか…
結局「今興味がある教育をやろう」位しかまともな答えは出なかったけど、テーマを考えるのは有限な人生のために良いかもしれない。
一つ言えることは、SEGの為にハチ毒について調べてる時間も、替え歌作ってる時間も、こうやって色々考えてる時間も同じ位楽しいから、どんなテーマを決めても自分の好きな物を大事に出来たらいいなぁ、って。
最後に、ガイダンスでのある先輩の一言。
「間違ったらやり直せばいい。やり直せるからチャレンジできる」
「だから、チャレンジできる状況に自分を置くこと!」
もし「自分にはこんなテーマがある」って今既に決まってる尊敬すべき方々がいらっしゃったら、是非教えてください。気になります。